植物(稲)の免疫力は土作りで決まるんだって!お母さん
2020年8月6日 農作物の天敵は、①雑草②害虫③病気。植物も人間や動物同様、病気になる。「稲」にとって最大の脅威は、カビ菌が原因で枯れてしまうイモチ病。 今年のように、雨が多くて気温が高い年にパンデミックを起こしやすい。今夏はイモチ病用の農薬が一時品薄になったらしい。 ところが、この病気に弱い水田と、強い水田がある。 かかりにくいのは、どういう水田なのだろう? 先天的にイモチ病に強い品種も存在するが、答えはどうやら、稲が根を張るための土づくりにある。 篤農家と呼ばれる人々は、田植え前、土中の微生物内容を豊かにするため、たい肥や炭などを混ぜ込んだり、土への気配りに余念がない。 有機栽培や...
植物(稲)の免疫力は土作りで決まるんだって!お母さん
米屋だけど麦の話したいんですが...麦もイネ科だからいいよね
2022年11月9日①種別と食物繊維 製粉してパンや麺にするのが小麦、粒のまま食べたりビールにするのが大麦。 現代は、米も大麦も食べる段階で精白するため、ビタミンミネラルは皆無に等しい。 食物繊維は、米は白米ならほぼ皆無。玄米や胚芽精米にそれは残るが、大麦の場合は糠層ではなく、胚乳部分に食物繊維が含まれる。 100gあたり、白米は0.0Xgの食物繊維だが、大麦はなんと約10g。1/10が繊維質ゆえに、100%の麦飯はボソッとしておいしくない。 種別としては、米にも麦にも「うるち種」と「もち種」がある。 押麦はうるち種だが、巷で人気の「もち麦」とは、もち種の大麦こと。丸くて小さな愛くるしい...
米屋だけど麦の話したいんですが...麦もイネ科だからいいよね
栽培方法で成人姿が違うのは、動物も植物も同じやで
2020年11月21日 植物も動物並みにウイルスやカビで感染症を患います。密環境だと感染しやすいのも同じ。 そのため、無農薬栽培は隣の稲株との間隔をかなり開けて生産します。この方が人力除草もしやすい。もちろん、収穫量は江戸時代並みだし、栽培効率がすごく悪い。 一方、一般栽培は農薬を躊躇なく使えるため、無農薬の2倍以上の密栽培が可能です。 窒素化学肥料は収穫量を増やすために投与されますが、果実のたんぱく濃度を高める作用があり、これは美味しさにかなりの影響を及ぼします。 安くて見た目のきれいな規格野菜があまりおいしくないのは、過密環境下における遠慮のない農薬使用と、栄養の偏る化学肥料のみで育...