2021年、海運業界がヤクザよりひどいって話
海運事情
今年は、ここからの様相が大きく異なります。
年明けから、世界的にコンテナ船の遅れが目立っています。
原因は中国-米国航路。米国の個人消費が旺盛すぎて、主にロスでの荷揚げパンクしているんだとか。
米国は補助金や失業保険の大盤振る舞いがすご過ぎて、労働意欲だだ下がりのぐうたら続出。
労働参加率が落ちているそうですが、(一部の)米国人は働かないのに借金までして消費や株、家まで買うわのそりゃあもう大騒ぎ。
で、通常は5隻程度の待機船が、現在はその5~10倍も、ポートランド沖に待機しているのだそうです。
コンテナは世界をめぐっていますから、一か所でそれが滞ってしまうと、玉突きで全部遅れる。秋田→釜山→星州という超ローカル航路であっても、それは例外ではない。
圧倒的なコンテナ供給不足の売り手市場だから、船会社も強気で運賃爆上げ。
例えば、中国-南アといった長距離路線だと、運賃500%増なんて嘘みたいな数字。
これは、赤道付近で中が70℃くらいになるドライコンテナの話。
食品輸出には不可欠なリーファーコンテナは、通常ならドライコンテナの3倍高ですから、5倍だと、もう目も当てられない運賃になります。
価格転嫁しないと、会社がそのうち潰れます。
だから、一番困るのはそのツケを払う最終消費者...ってことですが、船会社はこういう相場で超強気を維持しますから、まぁやり切れません。
こりゃあねえ、世界的なインフレも当たり前。とにかく、需要はあるのにモノが動かないから、供給ひっ迫。
…と、誰が得しているのか知りませんが、こういう状態が1年近く続いています。
今年は、ここからの様相が大きく異なります。
年明けから、世界的にコンテナ船の遅れが目立っています。
原因は中国-米国航路。米国の個人消費が旺盛すぎて、
米国は補助金や失業保険の大盤振る舞いがすご過ぎて、
労働参加率が落ちているそうですが、(一部の)
で、通常は5隻程度の待機船が、現在はその5~10倍も、
コンテナは世界をめぐっていますから、
圧倒的なコンテナ供給不足の売り手市場だから、
例えば、中国-南アといった長距離路線だと、運賃500%
これは、赤道付近で中が70℃くらいになるドライコンテナの話。
食品輸出には不可欠なリーファーコンテナは、
価格転嫁しないと、会社がそのうち潰れます。
だから、一番困るのはそのツケを払う最終消費者...
こりゃあねえ、世界的なインフレも当たり前。とにかく、
…と、誰が得しているのか知りませんが、