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2021年6月10日

モデルナ1回目行ったんです。

星洲はほら、近所のおじちゃんおばちゃん総動員でワクチン進めるから、日本とはスピードがまるで違う。

日本は小さなミスを大げさに叩きまくるし、なんかあっても誰も責任取りたくない国民性だから、こういうのは無理でしょうね。

で、肝心の打ち手。おやおやびっくり、二十歳そこそこのマスク美人じゃねぇの!

目を丸くして緊張する間もなく、え?もう終わり?と、刺さった感触さえないあっけなさで、1回目が終わった。

で、30分待機するのですが、そのあと得意の妄想で時間をつぶした。

もし打ち手が禿げ頭のデブおやじだったら、俺のテンションだだ下がり。せっかくのmRNAワクチンも、その効果はシノバック級だよトホホ…

ちょいとまちな、誰が打とうと効果は同じじゃございやせんか、だって?

でもほら、想像してごらんなさい。あなたがもし女性なら、今を時めく吉沢亮と、加齢臭漂う油おやじに打たれるのと、どっちが効きそうな気がするだろうか?

そう考えると、打ち手ってマジ大事!とか妄想しながら、二十歳そこそこのマスク美人に打たれた俺の体温はほど良く上昇、体は正直に自然免疫も微増した。

病は気から。プラセボ効果って実はすごく大事…ん、まてよ、製薬会社。大規模治験で美人や男前に打たすべからず!

とか一通りの科学的根拠ガン無視の妄想を終えた後、

「ワクチン終ったよ~」

と嫁にメッセージした。

なんだか日本にもうすぐ帰れそうな気がして、すこし幸せな気持ちになった。