蓬莱国奇譚~コロナ明け、久々に帰省した俺は、変体を遂げた~
帰星して体重を測ってみたら...
なんと、わずか12日の滞在で3.2㎏の増量!
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男一匹稲造、脱いでもだらしない見た目とは裏腹に、
外食はほぼせず。肉もほとんど食べず。塩は天然塩。
玄米は美味しくないから、胚芽精米にもち麦4分の1、黒米少々。
つまり、米屋ゆえに米中心の、
しかも酒もタバコもギャンブルもやらず、
欲望まみれの隣のおじさんから、ひげた失笑が聞こえる。
でも、あたしには有給休暇もないし、
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日本の繁華街は3歩歩くと飲食店があって、
「もうちょっと値上げしてもいいんじゃない?」
って思っちゃう。
星州にも、山ほどある飲食店。
しかし、作り手か、水か、あるいは食材の鮮度の問題か(
場所はいい。
でも、値段が高くて質はソコソコ、積極的に行こうとは思わない。
一部を除いて、自称・高級和食店ですら、
で、日本。
チョコでデコレートしたフルーツパフェだよ!?
香ばしい匂いを漂わせる、ワッフル屋にクレープ屋だよ?
コシの強い讃岐うどんに、揚げちくわが乗っているんだよ!?
和牛がジューシーな肉汁をジュワジュワいわせてるんだよ!?
キムチ牛丼特盛に、超こってりラーメン大盛り&炒飯セットだよ!
聖書や仏典には、
聖☆お兄さんたちは、悪魔に日本の繁華街を歩かされた時、
俺にとって、2.5年ぶりの日本は列島全部がまさに娑婆(
そこで、俺はワルになった。昼からビールを飲んだし、
え~と、超こってり大盛りと、炒飯・餃子セットお願いします!
そんな、
コンビニ行ったら、グリコのデカプリンも、ガリガリ君も、
タコやハマチの刺身も食ったし、
毎日がドーパミンドゥバドゥバの一方、自称・
「あんた、このままだと死ぬよ」
と医者に釘を刺される体になって、俺は帰星したんだ。
もういいや。
バカになれ!と、日に一度は飲食店に通った日本は、
徐福の目指した東海の蓬莱国とは、
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普段、相当節制していることが証明された。その反動が、3㎏
あと、外食しなければ食費がかからないことも、改めて分かった。
しかし、自炊すらケチケチだと、
美味しさは、幸せを与えてくれる。
日に何度かそれを感じる瞬間がないと、さすがの中年修行僧も、
だから、食材はケチってはならない。
俺が駐在員だったら、外食メインで家米はドンキやその類とか、
かつ将来も考えて、可能な限り体にいいものを選ぶ。
38歳未満の人、まだ「自分は無敵」だと思ってるでしょ?
果糖ブドウ糖液糖、精製塩、白砂糖、オメガ6の植物油、
体にいい食材は高いけど、健康リスクは減る。
「結局は安い投資」
だってみんな気づいたら、世の中は少し平和になると思う。
目先重視のあまり、健康を損なうと不幸。仕事できないし、
ま、久々の帰国だからこそ、獣のような暴飲暴食も許された。
あのとき俺は、確かに生きたんだ。煩悩まみれの豚になったんだ。
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というわけで、お盆は久々に帰国という方、
日本うますぎww
そんな日本を、俺は輸出し続けたいって改めて思った。
鮮度の維持と、超特急の配達で!