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2022年4月21日

パプリカは、唐辛子の改良品種。

日本語なら愛くるしい名前だが、これ、原産地のハンガリー語で「香辛料」って意味。

「こうしんりょう」って日本語を、ハンガリー人が「あら、可愛い響きね♡」っていってるみたい。

なお、星州スーパーでも確認したが、英語表記は「Capsicum(=トウガラシ属の学名)」。員に Paprikaどこですか?と尋ねても通じない。

カプシカムじゃなぁ…そうだ、英語じゃなくてハンガリー語でいこう!

つまり、このネーミングは言葉の響きを重視した、日本におけるマーケティング戦略の好例といえる。

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緑黄色野菜を体現するかのような、彩り豊かなパプリカちゃん。

実はピーマンの約2倍のビタミンC(170mg/100g)、体内でビタミンAとなるβカロテンは約3倍と、想像以上に栄養価が高い。

(Cの最低必要量は大人1日100mg)

Cは、

・アミノ酸と共にコラーゲンを形成
・白血球を活性化
・不足すると血管が壊れる

栄養素。パプリカちゃんはこれを必要十分に含む、中身を伴った花実兼備の野菜。

なお、コラーゲンはアミノ酸のペプチド結合により「体内で」合成されるたんぱく質。化粧品や食品から直接摂取しても、実はいったん体内でアミノ酸にまで分解される。

(「コラーゲン配合」の化粧品や食品は無意味)

アンチエイジングと免疫活性の切り札たるこのビタミンは、サプリメントより食品から摂取した方が、吸収率が高い。

つまり、パプリカちゃんをいかに毎日の食生活に取り込むかが、美味しく楽しく栄養豊富であるべき、食卓の大課題となる。

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加熱すると壊れやすいCだが、含有されるビタミンPの働きで、加熱してもあまり壊れないらしい。さらに、オリーブオイルと絡めると、ビタミンの吸収率が高まるそうだ。

ただし、水溶性で水に溶けやすい。基本は炒める、煮るで、溶けだしたCを余すことなくいただける調理法が望ましい。

…となると、やはり非加熱か生食。つまり、サラダか、漬物がベスト。

パプリカちゃんは水っぽくてほんのりとした甘みがある分、薄切りにしてサラダにしても食べやすい。

この野菜への稲造の絶賛ポイントは、漬物でもいけること。

弊社の「寒こうじ」で漬けた麹の浅漬けにすると、ほんのりとした甘みとしょっぱさを帯びて、さらに麹パワーで柔らかくなり、サラダよりも食べやすい。

「ごはんに合うパプリカちゃん」

なんて聞いたことないでしょ?これが発酵食品のすごいところで、パプリカちゃんでご飯が食べられちゃう。麹のパプリカ漬け。

糖質はブドウ糖にまで分解されて甘みが引き出されるし、たんぱく質がアミノ酸にまで分解されて旨味成分になり、かつ柔らかくなる。

さらに、キュウリ(緑)、ナス(紫)、大根(白)、キャベツ(黄緑)、ズッキーニ(黄)…と漬け、緑黄色野菜の大集合。

やはり、ご飯食に漬物は不可欠。これさえあれば、世界のどこでも漬物を作れる。

非加熱でビタミン欠損率ゼロ。低糖低脂質かつ完全無添加の彩り豊かな麹漬物で、つきたて稲造米をさらに美味しくいただきます!