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山女魚の育つ水から作るお米 秋田市岩見三内

山女魚の育つ水から作るお米 秋田市岩見三内

 水田からわずか5~7キロに位置する、秋田市岩見川上流です。



 驚くほど透明な水質は、北海道・支笏湖等についで全国5位の評価を受けた水源地から流れてきています。



 川底は深く、流れも早い。推進5mくらいだとは思いますが、



 「底に落ちている10円玉がはっきり見えるのではないか」



という程に透明感があふれています。



 思わず、「風の谷のナウシカ」の風の谷の地底を流れる川を想像してしまいました。それだけきれいな水の流れです。




 この、限りなく透明に近い川の中で、山女魚(ヤマメ)が戯れておりました。



 山女魚は、岩魚(イワナ)やニジマス同様、冷たい清流でなければ生きられない川魚です。

 

 大食漢で、昆虫等を見るとバクバク食べてしまうそうです。彼らの食欲を満たすだけの生態系を持っている川は、山からの養分が非常に豊富でもあることを意味します。



 この石見川の素晴らしい水により、石見三内のお米は生産されています。

古いクワとかを投げ込んでみたら、秋田美人の女神様とかでてこないかなー
古いクワとかを投げ込んでみたら、秋田美人の女神様とかでてこないかなー


「この水、直接飲めるんっスよ。全然泥臭さがねぇス。うぢの田ンぼはこの川がら水を取ってで、途中で生活排水も流れ込まねぇし、この水がそのままうぢのコメさ育ててるダスもんな」



と、流暢な秋田弁で、田口さんが石見川上流の水で喉を潤しておりました。



 なんともいいようのない芳醇なのど越し。普段の暴飲暴食に侵された消化器系が、聖水で瞬く間に清められていきます。そして、口の中が大自然のミネラルで満たされていくのを感じます。



 この水で作ったご飯と生酒があったらいいな―。



 あんべいいなぁ



とは、そういうものを口にした時に出てくる秋田弁でした。人間の一つの幸せのかたちが、そこには湧き出ていました。


 山女魚や岩魚が育ち、天然のわさびが自生できるほどの栄養分に富んだ、そして澄んだ水です。



 川の上流部は、土砂や生活排水が流れ込まない分、本当にピュアな森の水で農作物を育てることができます。そのイメージだけでも、なんだか美味しそうじゃないですか!?



 私は、田口さんに川の上流部を案内されていったとき、マイナスイオンが充満するこの空間に、非常に満たされた気持ちになりました。



 大都会の水道水を毎日飲むのと、「アルプスの天然水」を毎日飲むのと、どっちが健康的だべが?水の美しいところは、米にかぎらず、農作物が美味いのでした。



 この水で育ったあきたこまち、産地直送でシンガポールの皆様へお届けいたします。



 農産物の輸出は、水の輸出。水が高品質なら、コメもまた高品質です。




 そして、弊社はシンガポールで精米しますので、何よりご飯がとても新鮮です。もう、鬼に金棒ですね。