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2021年12月29日

野菜の王様というと、何を思い浮かべます?

私なら「ブロッコリー!」と即答します。百花繚乱な野菜界、栄養価からみたコストや入手しやすさやからも、ブロッコリー最強伝説はゆるぎない。

まず、たんぱく質3.7g/100gは野菜としては最強クラス。

ビタミンB,E,Kをはじめ、カリウム、マグネシウム、体内でビタミンAに変異するカロテン。なんといってもレモン以上のビタミンC含入量を誇るが、全然酸っぱくはない。

(レモンが酸っぱいのはクエン酸の働き!)

もともとはキャベツで、その品種改良がカリフラワー、そのまた品種改良がブロッコリー(B)。

野菜は茹でるとビタミンが溶けだして栄養価が損なわれる。

特に、BのセールスポイントはビタミンC。免疫力が生命線のブルーカラー(←オレ)としては、積極的に摂取したい。

おひたしのように1分程度なら茹でるのもあり。しかしBは固いから、他の調理法が望ましい。

そこで、ムスか、電子レンジを使う。煮るとげんなりして黄土色になっちゃう。

・・・

1本で買ってきたBは、グロデカで貫禄十分。

なんかこれを見ると、ラピュタのエンディングで巨大な飛行石と共に宇宙空間に上昇していった巨大樹を思い出すのは、私だけでしょうかww?

その枝を1個1個、一口サイズに切りわける。

皮肉なことに、野菜も果物も、そしてお米も、皮やぬか層など、捨てる部分に一番栄養がある。

Bもまたしかり。その、血管の浮き出たマッチョな上腕筋のごとき茎は意外に柔らかく、そこも1㎝くらいに細かく刻む。

鍋に蒸し器がついていれば、水を入れてムスだけだし、レンジなら、濡らして600w3分とか。

「アハハ!まるで人がゴミのようだ~!」

B調理の際は、なぜかこだまするムスカ大佐の名ゼリフ。

「見よ、ラピュタの雷を!アハハ!最高のショーだと思わんかね!」って、なんて素敵なサイコパスおじさま♡は、アナゴくん(26歳)もびっくりの28歳。

幼少期に強烈なインパクトに遭遇すると、この年になっても忘れないもんです。

転じて、だから子供の頃に脳に染み付いたおふくろの味って、一生モノなんですよ、きっと。

生れて10年ちょいの幼年時代を、大切してほしい。

・・・

バルス!

呪文と共にレンジが止まり、Bがお手軽に!

これを、たんぱく含有率43.5%の大豆リュウホウとあえてサラダにして頬張る。

サラダに大豆を入れてみると、タンパク量が急上昇↑↑大豆は水に戻すと約3倍に増えるため、300g1袋でも相当な量です。

サラダ用水煮には、北海道トヨコマチの方が、色が美的に白くて甘みも強い分、おすすめかも。

これに完全栄養食の誉れ高い卵(ゆで)がつけば、高タンパク高ビタミン、しかも低カロリーなダイエット食の完成。さば缶水煮もどうぞご一緒に。

これにプチトマトなんかも加えて、彩り豊かでまさに眼福~。

ドレッシングは、醤油麹ベースの和風でいかが。