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2022年9月7日

唐辛子の使い方を覚えてきました。

・鮮度の話

星州スーパーだと、鷹の爪(※日本では唐辛子の品種の1つ。ここでは日本っぽく、唐辛子の通称として使用)は、基本生での販売が多いみたい。

元から新鮮でない上に常温保管だと、星州らしくカビが生えちゃう。

星州の大概の外食はこういう野菜で料理を出すから、日本と比べて「値段なり」か「値段以下」の価値しか提供できない。

素材を活かした繊細な味付けなどできようもなく、味も濃い(塩分&糖分マジ高め)傾向にある。

要は、期待は裏切る。

一方、日本の外食ってほら、常に期待値(値段)を上回るパフォーマンスを提供しません?10日で3㎏ブタになるほどやばいくらいにw

日本食の決め手は、鮮度と水。

だから稲造は、日本からコールドチェーンを途切れさせずに輸入保管している玄米を、配達日の朝に精米し、その日のうちに届ける。

それが真の日本品質であり、私自身そういうお米を毎日食べて、幸せでいたい。

でも、秋田から星州出荷までエアコンつけっぱなしの平均18℃維持ですから、なんせアホみたいに経費がかかる。

稲造vsスーパー等の日本米との違いは、お米そのもののレベルもそうですが、そういうことなのでどうかご理解ください。

商品到着後、鮮度の維持は皆様に委ねられます。


・実践

(1)カレー

鷹の爪を輪切りにして甘口カレーに入れると、1,2本で辛口に。

チビ用を大人用にするなら、お好み量入れて温めるだけで辛口に。つま先ほどの手間でカレーの印象を変えられる。

次回もしカレーを輸入するなら、「直火焼き」の甘口だけでいいかも。辛さは自分で簡単に調整できるからです。


(2)ピリ辛漬物

弊社の「寒麹」でキュウリを一夜漬けしてみます。

すると、甘さとしょっぱさが絶妙なハーモニーを奏でる、無添加漬物が簡単にできます。この漬物は、この寒麹の発酵パワーでしか作れない。

さすがは、老舗醸造メーカーが社運をかけて開発した、鳴り物入りの秋田名物。

安くて簡単で、ご飯の美味しさをさらに引き出す無添加漬物。

浅漬けだから、入れて揉むだけの作業時間1分。そこに、ちょっとだけ鷹の爪を加えて一夜漬け。

ピリ辛が入っただけで、風味に緊張感というか、小悪魔風にいえば「嫉妬は恋愛のスパイス」みたいなwアクセントが加わる。

寒麹には、麹にご飯を加えて発酵させた、甘めな作りの「ノーマル」と、それに+して秘伝の特上つぶ味噌を加えた「旨みそ」があります。

たとえば、キュウリの漬物はノーマル、茄子の漬物は旨みその方が合う。

このように、素材に応じて両者を使い分けてみる。豚肉や魚なら、味噌漬けの方が美味しそう。